日本数理生物学会が授与する賞には、大久保賞(Akira Okubo Prize)、研究奨励賞、大会ポスター賞の3賞があります。大久保賞はSociety for Mathematical Biology (SMB)と共同で授与します。
大久保賞(Akira Okubo Prize)
2022 Akira-Okubo Prizeの受賞者が決定2022年9月
下記1名の方が2023年度研究奨励賞授賞者として決定されましたので、ご報告いたします。
Ivana Bosicz 氏(University of Washington)
日本数理生物学会(JSMB)は、Society for Mathematical Biology (SMB)と共同して、2年に1度数理生物学の発展に貢献した研究者に大久保賞を授与しています。大久保賞は「若手」研究者と「年長」研究者に交互に授与されています。
大久保賞の過去の受賞者
- 1999 Martin Nowak
- 2001 Simon Levin
- 2003 Jonathan Sherrat
- 2005 J. D. Murray
- 2007 Fugo Takasu
- 2009 Hans G. Othmer
- 2011 Michio Kondo
- 2013 Nanako Shigesada
- 2015 Joshua Plotkin
- 2017 Yoh Iwasa
- 2019 Naoki Masuda
- 2021 Michael Savageau
日本数理生物学会研究奨励賞
日本数理生物学会(JSMB) は、数理生物学に貢献をしている本学会の若手会員の優れた研究に対して、研究奨励賞を授与しております。
第17回(2022年度)研究奨励賞の受賞者が決定2022年9月27日
下記2名の方が2022年度研究奨励賞授賞者として決定されましたので、ご報告いたします。
受賞者
- 山口 諒 氏(北海道大学・大学院先端生命科学研究院; University of British Columbia)
- 遠藤 彰 氏(London School of Hygiene & Tropical Medicine; 長崎大学・熱帯医学・グローバルヘルス研究科)
2名の方には、2022年度日本数理生物学会年会にて受賞講演を行っていただきました。
研究奨励賞の過去の受賞者(授賞理由は受賞者名後のニュースレターに掲載しております。)
- 2006年(第1回): 若野友一郎(東京大学)NL-51
- 2007年(第2回): 今隆助(九州大学)、西浦博(長崎大学)NL-53
- 2008年(第3回): 大槻久(東京工業大学)NL-56
- 2009年(第4回): 近藤倫生(龍谷大学)、中岡慎治(東京大学)NL-59
- 2010年(第5回): 岩見真吾(JSTさきがけ、東京大学)、手老篤史(JSTさきがけ、北海道大学)NL-63
- 2011年(第6回): 小林豊(東京大学)、仲澤剛史(京都大学)NL-65
- 2012年(第7回): 佐竹暁子(北海道大学)、増田直紀(東京大学)NL-68
- 2013年(第8回): 波江野洋(九州大学)、大森亮介(Weill Cornell Medical College in Qatar)NL-71
- 2014年(第9回): 三木健(National Taiwan University)、山口幸(神奈川大学)NL-74
- 2015年(第10回): 加納剛史(東北大学)、中田行彦(東京大学)NL-77
- 2016年(第11回): 國谷紀良(神戸大学)、江島啓介(アラバマ大学バーミンガム校)NL-81
- 2017年(第12回): 水本憲治(ジョージア州立大学)、山道真人(東京大学)NL-84
- 2018年(第13回): 江夏洋一(東京理科大学)、立木祐弥(首都大学東京)NL-87
- 2019年(第14回): 黒川瞬(高知工科大学)NL-89
- 2020年(第15回): 入谷亮介(理化学研究所)、岡田崇(理化学研究所)NL-92
- 2021年(第16回): 阿部真人(理化学研究所)、伊東啓(長崎大学)NL-95
大会ポスター賞
日本数理生物学会年次大会において、優れたポスター発表をした研究者に対して、ポスター賞を授与しております。
2020年 日本数理生物学会名古屋大会
・熊田隆一(東京大)「新型コロナウイルスの潜伏期間の進化」
・堀口修平(東京大)「免疫系における胸腺の強化学習の観点からの機能的意義」
・浅倉祥文(京都大)「動物初期発生におけるクロマチン動態」
2021年 日本数理生物学会宮崎大会
・中村絢斗(東京大)「感知ノイズ下のrun-and-tumble型化学走性の最適な制御方式」
・Sung-mok Jung(京都大)「Model-informed COVID-19 response strategy with Tokyo 2020 Olympic games」
2022年 日本数理生物学会東京大会
・桑野友輔(総研大)「蚊の温帯における日長・気温・土壌含水率依存休眠・休止戦略の進化」
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